脇見恐怖症の子供さんへの接し方【中学生、高校生】

(最終更新日:2023/05/12)

脇見恐怖症の子供さんへの正しい接し方について今回詳しく書いていきます。

脇見恐怖症は大変に苦しいものです。対人恐怖や社会不安障害と併発することも少なくありません。
こういった背景を理解するのが親として非常に大切なことです。

(中学生や高校生など子供はもともと「尾崎豊の15の夜」の歌詞ではありませんが、常に不安定です。
ですので、この時期に、脇見恐怖症や視線恐怖、またその他神経症になる人は少なくありません。)

過去の私もそうでした。

脇見恐怖症のある中学生、高校生の子供への親の接し方

まず親のこのタイプの子供への適切な接し方について書いていきます。

ものの言い方に気を付けて対処する

この年代の子供は特に物事にセンシティブになっていますので、
出来る限り親は子供に優しく話しやすい存在でなければなりません。

脇見恐怖症であるということを自らプライドが邪魔して親にカミングアウトできない子供も多いはずです。
しかし、親が心を開けば、子供も心を開き、親に自分の問題を告白することがより容易にできるようになります。

しかしながら、「親は子供へ何から何までOK」というような軽い態度を取るのも同時によくありません。
必ず毅然とした態度で接し、必要以上に子供さんに手をかけてはいけません。
(「親は子供と友達ではない」ということを暗黙にコミュニケーションしないとダメなのです。)

何故なら、手をかければかけるほど子供は弱くなるものだからです。
これは脇見恐怖症を持っていてようがいまいが、関係のない話です。

子供を特別扱いしてはいけないこれだけの理由

親は子供を特別扱いしてはいけないのです。
特別扱いすると、温室育ちの植物と同様に、社会でのストレスに弱くなってしまうのです。

さらには特別扱いして育てると後年、親は子供に噛みつかれることになります。
最近、事務次官の息子が親にDVを繰り返し悲劇的な結末を迎えた事件がまだ記憶に新しいですが、
これは氷山の一角で、こうしたタイプのご家庭で苦しんでいる親御さんは実際には
少なくないはずです。

脇見恐怖症の子供への接し方では、優しさを持ちながらも、毅然さを忘れず
子供がやるべきことを過度に親が代行してしまわないよう、過干渉してしまわないように注意されてください

飼い犬も幼少期から過度に溺愛してくると飼い主に噛みついてきます。子供はペットと私は言いたいわけでは一切ありません。
が、人間もまた動物的存在の一員なのですからこれと同じ話は、人間の親と子供の関係においても、ある程度適用されると考えた方が身のためでしょう。

(参考記事)
6歳児に切腹命じた母 小野田寛郎

 

脇見恐怖症の正しい克服法を親自身が理解し子供に伝える

そして、親御さんは当ブログに書いてある脇見恐怖症および視線恐怖の正しい克服法を子供に教えることも重要です。

実際の体験者(他の神経症症状および心の問題を多数抱え、アメリカの大学治験に参加し、
脇見恐怖症を実際に克服した)が当ブログを書いています。

(おススメ記事:)↓↓↓↓↓↓
脇見恐怖症を克服する方法【2023】

実際に、脇見恐怖症は正しい克服法を取れば自分で治すことができるものなのです。
そのためにも常日頃から正しい接し方でお子さんに接するようにすることが必要不可欠です。

かわいい息子さん娘さんが苦しんでいるのを見るのは親御さんとしては非常に苦しいことです。

ですので、正しい克服方法を知りそしてその実際の実践が最重要になってくるのです。

アクションを起こさなければ何も変わりません。
アクションを今すぐ無理のない範囲から起こされてください。

まとめ

脇見恐怖症で苦しむ思春期の子供(特に中学生や高校生の息子さん、娘さん等)は非常に多くおります。
私の所にも数多くの相談が寄せられています。

(関連記事:)
脇見恐怖症の大学生の方へ

自分で可能な克服の方法に関しては、私のYouTubeかこのブログ記事を参考にされてください。

脇見恐怖症を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)

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ABOUTこの記事をかいた人

Masahiro Okiと申します。UCLA治験参加者。国際基督教大学(ICU)中退。 このブログを書いている者です。様々な心のトラブルの科学的な克服法を書いていきます。