(最終更新日:2022/07/04)
脇見恐怖症が重症になるとどうなるか今回書いていきます。
脇見恐怖症の重症例について:
脇見恐怖症とは視界に(特に動く)人や物が入ると、自然と目がその対象につられて行ってしまう症状ですが、
“重症化してくると、TV画面からの人の視線まで気になるようになり、例えばTVのタレントがTV画面越しに自分(脇見恐怖症の当事者)を見る※とします。
(TV画面越しに視線がたまたま当事者に向いた)”
”すると、そのタレントの視線を脇見恐怖症の当事者は強く感じ、視線がそのタレントから離せなくなります。
そして、身動きが取れなくなったり、例えば隣の部屋に物を取りに行こうとTVを横切ろうとすると強い視線を感じるので、ついついTVに映っているタレントの目を見てしまい、横切ろうとするという行為に時間がかかるようになります。”
これは私の脇見恐怖症の重症例としての個人的体験談です。
(※過去の私は脇見恐怖症以外に極めて深刻な心の問題を多数抱え込んでいました)
そして、街を歩いているときに、野良猫が道を横切ったとします。
猫は用心深いので動く物(生物)に視線を向ける習性を持っています。
なんと、脇見恐怖症も重症になると猫の視線まで感じ、猫に対してすら脇見が発生します。
繰り返しますが、
これらは私が過去に実際に体験した脇見恐怖症の体験談です。
(関連記事:)
〇私の脇見恐怖症の体験談【最新版】
〇脇見恐怖症の人が思わず視線を向けてしまう科学的な原因または理由:
このような症状を当事者は理解できるかと思われます
「多くの人はこんなバカなことが起きるはずないじゃないか!」
と一笑に付すでしょうが、
重症の脇見恐怖症で苦しんでいる人はこの話が嘘でない事をよく理解して下さると思います。
重症化すると脇見恐怖症は人だけでなく動物にすら、その対象が広がってしまうわけです。
原因:(補足として)
こうした事が起きる主な原因はワーキングメモリという前頭葉等「認知の座」による機能いわゆる
”自分にとって不要な情報を遮断する能力”が弱体化したために発生する現象
です。
すぐ下の記事に詳しいですが、
🔵要点だけまとめると、ワーキングメモリーの機能低下により定位反応というすべての人間に備わっている「動く物を自動追視するというフィードバックシステム」を適切に抑制できなくなっているために引き起こされるということです。
(関連記事:)
〇脇見恐怖症とワーキングメモリの重要な関係:
〇脇見恐怖症はの人は集中力がない。集中力がつけば克服できる。
まとめ
脇見恐怖症は軽度でも著しい精神的苦痛から社会生活が円滑に送れなくなったりする人が多く存在します。
しかしながら、重症化するとこのブログ記事で書いた過去の私が実際に体験したレベルでの苦しみが待っています。
✅:脇見恐怖症は克服することが普通に出来ますが、周囲の人がこの障害の特性を理解すると当事者も気が少しは晴れることと思います。
こうした重症例は極端な事例となりますので、周囲の人間に話せば軽度の事例より遥かに理解してもらえやすくなることと思います。
(≒極端な事例れあればあるほど常軌を逸しているため、その異常性を周囲の人間も理解しやすい)
〇脇見恐怖症を克服する方法【2023】 (←推奨記事)
〇脇見恐怖症を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)