(最終更新日:2020/10/21)
脇見恐怖症の海外の事情について今回書いていきます。
脇見恐怖症は海外では “Scopophobia”
視線恐怖
An abnormal fear of being looked at or seen
他人から見られることに対する異常な恐怖
と定義されています。
脇見恐怖症は海外(英語圏)ではあまり一般的ではない
脇見恐怖症の直訳表現は英語圏では全く見つかりませんでした。また、国際論文検索サイトで調べてみると脇見恐怖症に関する論文はほぼ存在していませんでした。
ですので、脇見恐怖症は世界的に海外でも存在はしているものの、その知名度、認知度が一般社会においてまだまだ低いのだと思われます。
YouTubeでは当事者の人がドキュメンタリーフィルムを作成しています。
英語や多言語ですが、脇見恐怖症や視線恐怖を抱えている人は一見して見ると良いかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1A5EKxJwb4o
↑音声は英語ではありませんが、動画ですので内容のニュアンスは十分に理解できるはずです。。
基本的に海外では対人恐怖(視線恐怖、脇見恐怖)は日本ほど一般的なモノではありません。しかしながら、近年ではSocial Anxiety Disorder(社会不安障害)という用語が知られるようになってきており、その認知度は広がりつつあると言えます。
海外に住むと猜疑心が上がり、視線恐怖や脇見恐怖になることがある
また、海外に住んでいる日本人の方では、他人の視線が人種的な問題から猜疑心がどうしても強くなりがちですので、そうしたことを余計に気になり、あるいは軽度の視線恐怖になることは健康な人でもありがちなことなのです。
ある国の駐在大使館職員の奥様は人種的な差別問題から視線恐怖症を発症し、私に相談に来られたことがあります。
”他の人種に見られている気がして、気分が悪い、怖いとかなりノイローゼ気味になっておいででした。”
私の指導を受けるにつれ、短期間で奥様の問題は解決しましたが、視線恐怖や脇見恐怖が治った今現在では自分の思い違い、勘違いであったと当時の事を懐かしく述懐されています。
”他の人種に見られている気がして、気分が悪い、怖いとかなりノイローゼ気味になっておいででした。”
私の指導を受けるにつれ、短期間で奥様の問題は解決しましたが、視線恐怖や脇見恐怖が治った今現在では自分の思い違い、勘違いであったと当時の事を懐かしく述懐されています。
まとめ
脇見恐怖症の海外での認知度は未だ低いですが、実際に克服することは十分に可能です。
私自身、重度の脇見恐怖がありましたが(他の神経症の症状も多数併発)、克服することができました。
今では人前で講義を行うレベルです。(視線も他人が何を考えているかも最早、気にもなりません)
今では人前で講義を行うレベルです。(視線も他人が何を考えているかも最早、気にもなりません)
ですので、この症状で悩んでいる人は希望を捨てる必要はないのです。
克服を願う方はこのブログの記事をひとつひとつお読みください。
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